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今回は、【立体駐車場の解体工事④】についてご紹介していきたいと思います。
設備の解体工事の後
立体駐車場の解体工事において、多くの場合、地下には「ピット」と呼ばれる空間が存在します。
地上部分の設備を重機で解体しても、この「ピット」が残ることがあります。
解体工事が終了した後、ピットをどのように処理するかが重要な課題となります。
ピットの処理方法には主に次の3つの方法があります。
それぞれの方法の特徴とメリット・デメリットについて見ていきましょう。
ピットを残したままの状態で埋め戻す方法
最初の方法は、ピットのコンクリートを撤去せずにそのまま残し、砂を詰めた後にアスファルトで舗装して埋め戻す方法です。
この方法のメリットは、設備の撤去を行わないため、コストが比較的抑えられることです。
しかし、大きなデメリットとして、排水などの問題でピットの下部に空洞が生じる可能性があり、それによって陥没事故が発生するリスクがあります。
そのため、この方法を採用している自治体もあり、導入には慎重な検討が必要です。
特に、陥没事故のリスクを避けるためには、他の方法と比較して慎重に判断する必要があります。
ピットを完全に撤去して埋め戻す方法
次に、地下部分のコンクリートを完全に撤去し、まっさらな状態にしてから埋め戻す方法です。
この方法の最大の利点は、空洞ができる心配がないため、陥没事故のリスクがなくなることです。
しかし、その分コストが大幅に増加するというデメリットもあります。
安全性を重視する場合、この方法が最も適していると言えるでしょう。
完全に撤去してから埋め戻すことで、長期的な安全性を確保できるため、費用対効果を考慮して選ぶべき方法です。
ピットにフタをする方法
最後に、ピットを埋め戻さずに、上部に鋼製の床材でフタをして、そのまま地下空間を利用する方法です。
この方法の利点は、ピットを埋め戻さないため、工事費用を抑えることができる点です。
また、倉庫などとして地下空間を有効利用できるというメリットもあります。
ただし、湿気がこもる可能性があるため、虫の発生や管理が必要になる場合があります。
ピットにフタをする際には、地質調査を行い、残しても問題ないかどうかを事前に確認することが重要です。
立体駐車場の解体工事を検討する際には、これらの方法を十分に比較し、地質やコストなどの要素を考慮して最適な処理方法を選ぶことが大切です。
将来的に解体工事を行うかどうか、また設備の解体後のピットの処理について、じっくりと検討することをお勧めします。
まとめ
立体駐車場の解体工事において、地下のピットをどのように処理するかは、解体作業の重要な要素です。
ピットの処理方法には、コスト面や安全性など様々な要因を考慮する必要があります。
自分のニーズや状況に合わせて、最適な方法を選択することで、よりスムーズで安全な解体工事を実現しましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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