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今回は、【家の解体工事の費用の相場の決まり方は？⑤】についてご紹介していきたいと思います。
目次
- 解体工事の追加で必要になる可能性のある費用
- アスベスト除去の費用
- 残置物処理費用
- 地中埋設物
- まとめ
解体工事の追加で必要になる可能性のある費用
解体工事の見積書には記載されていない、後で《追加費用》として請求される可能性がある項目がいくつか存在します。
これらの追加費用は、解体工事の見積もり段階では予想できない場合も多く、追加費用が発生しないこともありますが、予期せぬ事態により高額になることもあります。
これらの追加費用について事前に知っておくことで、工事中のトラブルを避けることができます。
アスベスト除去の費用
アスベスト（石綿）は、人体に悪影響を及ぼす有害物質です。
アスベストが建物に含まれているかどうかは解体工事前に調査を行い、もし含まれていればその除去費用が見積書に記載されます。
しかし、除去に想定以上の時間がかかったり、含有量が予想以上に多かったりする場合、見積もり以上の追加費用が発生することがあります。
残置物処理費用
本来、解体工事を開始する前に建物内部の家具やゴミなどの残置物はすべて除去しておくべきですが、片付けが間に合わなかった場合などで、解体業者が残置物の処理を行うことになります。
この場合、見積もりに残置物処理の費用が含まれていないと、追加で請求されることが一般的です。
逆に、残置物を自分で処理することで追加費用を防ぐことができるので、余裕を持って片付けを行うことをお勧めします。
地中埋設物
解体工事で最もよく発生する追加費用の一つに、地中埋設物の存在があります。
地中埋設物とは、地中に埋まっている物体で、地上からは見えないものを指します。
例えば、浄化槽や井戸、以前に存在した建物の基礎や廃材などがこれに該当します。
これらの埋設物が事前に確認されていない場合、解体工事中に発見されると、追加で費用が発生します。
追加費用の対策
解体工事の追加費用は、事前に十分な調査を行うことである程度防ぐことができます。
例えば、アスベストや地中埋設物の有無を解体工事の前に確認し、それに基づいた見積もりを取ることが重要です。
また、残置物については、できる限り自分で処理することで費用を抑えることができます。
解体業者としっかりコミュニケーションを取り、予期しないトラブルを未然に防ぐことが大切です。
まとめ
解体工事の費用には、見積書に記載されていない追加費用が発生する場合があります。
これには、アスベストの除去、残置物の処理、地中埋設物の発見などがあります。
これらの費用は、解体工事の進行中に予想外に発生することがあり、工事が予想以上に高額になることもあるため、事前にできる限りの確認と準備をしておくことが重要です。
解体業者との密なコミュニケーションを通じて、追加費用の発生を防ぎ、スムーズな解体工事を進めるために努めましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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